りょくけん東京

りょくけんだより
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子噺

ちょっと嬉しかったこと。

息子たちとキャッチボールに興じていると、3歳の四男がどこかに行ってしまった。

ただ、近所中に響き渡る声で泣き始めたので、どこにいるのかはなんとなく分かった。
迎えに行くと、近所のおばさんが、心配になって家から出て面倒を見てくれていた。

ああ、すみません、、、

「ほら、お兄ちゃんが迎えに来てくれたよ。」

「おいで、泣かないの。」と抱きかかえて連れて帰った。
「どうもすみません、ありがとうございます、、」

一言、近所のおばさんに向かってお礼。

―あれ今、、、

ちょっと嬉しくなった。