うどやタラの芽、ふきのとう、わらび。
このあたりが、山菜の有名どころではないだろうか。
”こしあぶら”という名前でピンとくる方は、かなりの山菜通。
タラの芽と同じくウコギ科に属する植物で、北海道から九州まで広く分布する。
山に居を構える農家さんなら、「ああ、こしあぶらね、うまいよね。」とご存じの方が多い。
私もこの会社に入ってから初めて食べたが、とても美味しい。
山菜らしい風味もありつつ、うまみがあるのだ。
名前の由来は所説あるようだが、木から出る樹脂(=油)を濾して、漆のように使ったからだと言う。
確かに新芽はつやつやしていて油分を含むように見える。
とにもかくにも、調理法。
熱湯で2~3分茹で、その後は、なんでも良い。
塩だけだって良いし、おかかとしょうゆ、あるいはマヨネーズだって良い。
天ぷらはもちろん絶品。
秋田の椎茸をメインにしている斎藤さんに、裏の山で採取してもらった。
「そんなに人気なら、今しかないんで、頑張って山に登りまーす。」と言ってくださった。
私も、また、かの地に訪れたいものだ。
■こしあぶら 秋田県産 1p(30gくらい) 324円(税込)