ソフトバンクの孫社長が言っていた。
多くの会社が興り、そのうち90%は5年のうちに消えていくらしい。
そんな厳しい世界で、りょくけん東京は曲がりなりにも、10年続く会社になった。
嬉しいし、誇らしい。
しかも、江戸時代には卑しいとされた”商売”というものをしながら。
商売の基本は、「できるだけ安く買って、できるだけ高く売る」という、なんていうか、世知辛い理論の上に成り立つ。
実際のところ、そんなにシンプルには行かず、良いものにはそれだけの理由があって高価だし、高価なものを売るにはかなりの努力が必要で、それを認めていただいて、その代金を対価として認めてお支払いいただくまでには、長い長い道のりがある。
でも、その努力をするために、りょくけんは存在するし、10年継続できたのは、それをお客様から認めてもらった証だ。
そして、今後、いかなる会社に進んだとしても、りょくけんで学ぶ”商売”という一連の流れ、技術は、絶対に生きるから!
ごくごく簡略化すると、そんな言葉を新入社員さんにはお送りしたと思う。
辞令交付中~ photo by hijiki ishiduka |
そして素晴らしい新入社員さんのご挨拶があり、辞令も交付したところで…。
「ちょっと待ったー!」と不満を叫ぶスタッフさんが現れた。
「なんなんですか、そんなに簡単に入社を認めても良いんですか!?」
ー茶番が始まった。