「先ほど、追加のファックスいただいて、ありがとうございます。でね、その分から、あまだま行けますから!」
愛知の石野さんからの電話だった。
最近は車をぶつけられたり、あばらの骨を折ったり、元気のないことが多かったけれど、久しぶりに弾んだ声。
私も嬉しかった。
「畑1枚分だけね、出てきたんで、それで出しますから!もお、これ食べちゃうと、食べれないね、普通のキャベツは。」
あまだまキャベツは生育が難しい。
甘いし、やわらかいし、すごく美味しいのだけれど、その分、ヒヨドリに食べられやすい。
しかも病気に弱い。
そして、栽培の適期が短い。
そして、やわらかいから、はぜる。
従って、収穫適期も短い。
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虫食いの害。 |
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菌核病の害。 |
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畑ではぜてしまったあまだま。今年はちなみに、この害が多かった。 |
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アントシアニンが出やすく、紫色になる。こうなると市場に出せない。 |
石野さんのところは、それをなんとか技術や経験でしのいでいくのだけれど、今年は終了が早かった。
終わるの早かったなあ、と思っていたら、突然の再開。
これはちょっと嬉しい。
畑一枚分だけなので、一週間くらいしか出荷できないと思うが、ぜひぜひ多くの方に食べてほしい。
あまだまキャベツ。
■あまだまキャベツ 愛知県産 1玉 497円(税込)