白鳥さんたちが用意してくださった会議室のような部屋に、一同で戻り、鮫肌でおろしたわさびを堪能した。
その辛みと甘みには驚いた。
「鮫肌でおろしたわさびが一番おいしいんですよ。おろし金とかじゃなくてね。我々はこれをごはんにかけて、しょうゆだけで食べたりするんだ。わさび丼って言ってね。」
「よく、このサイズを使い切れない、と言われるんですけれど、何か良い貯蔵法はありませんか?」
「あ、わさびは基本的にあまり傷まない。外側は黒くなるけど、少しピーラーで剥けば、中はきれいな緑色だから、そこからまた使えばきれいな緑が出ます。」
「確かに。水につけておく人もいますけど、どうなんでしょう?」
「あ、それはダメなんだ、スーパーの売り場でも、水につけて売っているのを見るんだけれど、あれは死んでる水だから。」
「死んでる水?」
「水は流れている=生きている水じゃないと。」
「なるほど。」
「そう、絶えず流れている水じゃないと意味がなくて、滞留している水だと腐っちゃう。」
「へえ~」
「一番良いのは…」
わさびの一番良い貯蔵法は、ジャム瓶の中に入れておくことだそうだ。
わさびが呼吸をしていくと、中の酸素がなくなり、真空状態になり、日持ちする。
もっと気軽には、ラップにピッタリ包んでおき、空気に触れさせないようにするのが大事だそう。
年末年始、とっておきのお刺身やおそばに、この有東木のわさび、いかがですか?
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