枝豆が電子レンジで調理できるようになってからと言うものの、大好きな枝豆を調理するのがかなり気軽になった。
今までは2Lの水を大鍋に入れて沸かし、塩を入れ、塩もみした枝豆を放り込んで浮いてきたら、茹で加減を確認して、網に流して、氷を入れて、、、
と手順を踏んでいたけれど、洗ってその水気のまま、シリコンスチーマーで4分電子レンジレンジにかければよい。
この作業革命は大きい。
そういえば、完熟枝豆だとどうなのだろう?
少し長めにやればよいのかな、と試しにやってみた。
傷んでるみたいな外観。 |
結論を言えば、できた。
そしてやっぱり美味しい。
1.よく洗う。
少し皮が傷みやすいので、とろけた場所や白カビがふいていることがあるので、私にしてはよく洗う。
2.枝豆をシリコンスチーマーに入れ、ひたひたの水と塩を入れる。
3.電子レンジは目安でやっぱり4分。
蒸し加減を、実際食べて確認して、足りないと思ったら、もう1分。
お皿に移して出来上がり。
電子レンジの良い点は、味が流出しないのと、塩味が入りやすいこと、短時間でできることだ。
「なんだ、このチーターみたいなものは?」と長男。
「皮を剥いて食べてみて。」
「え~たべれるの?あ、うまい。ナニコレ?なんだっけ、あ、枝豆だ!枝豆の味だ。」
中は、きれいな薄茶色。 |
「おーまーめーくーだーさい」とは、すっかり気に入った様子の四男。
三男も無心に食べている。
次男は寝ている(小学校1年生は、お昼寝がなくなったためか、夕食時にいったん体力が切れる)。
「もっと買ってきて~」
「なかなかないんだよ。これ。」
そう、なかなかないのだ。
枝豆として収穫する時は、枝ごと収穫して、機械にかけて枝豆だけむしり取る。
大豆として完熟した時も同様。
枝ごと収穫して、乾燥させた後、大豆として中の豆だけを貯蔵する。
が、”完熟”枝豆は、手で拾いどりする。
手で握った時の感覚で、収穫を見極めるのだ。
あたり一面、茶色くなったさやはどれも同じようなのだが、水分がまだ残っているような、それでいて、枝豆収穫時ほどの重さがない、そんな感覚。
それをひとつのさやを触ったときに瞬時に見極めて収穫する。
大豆として収穫する時は、明らかに違っていて、さやをもつとカラカラと中で音がする。
さやと豆が完全に分離しているのだ。
生産者の藤尾さんも、今年から特に大変らしく、週に一度だけの収穫に決めたようで、なおさら供給が少ない。
でもこの甘みとうまみは、やっぱり良いなあ。
今週、あと一回だけ入荷予定。
お楽しみに。
■”完熟”枝豆 山梨県 1袋 756円(税込)~