熊本の宮本さんが、大玉(?)のフルーツトマトの栽培を断念した。
作物の転換をして、ミニトマトの紅雀(べにすずめ)を育てている。
宮本さんは、トマトの木を、通常20段くらいとれるところを3段で引っこ抜いてしまう、超スパルタ栽培。
水分を極力与えずに作るので、いろいろな味が濃い。
そして、一年中栽培できる方法をとっていた。
が、コロナ感染症拡大化の中、働き手が見つからなくなり、奥さんと二人では、大玉(?)のフルーツトマトの栽培を断念。
収穫には手間がかかるものの、糖度測定や箱詰めの手間が少ない、ミニトマトに切り替えたのだ。
「糖度計で測ると9度は出るようになったから。」と一報を頂き、発注を再開。
最近、安定して入荷している。
ミニトマトは大きさが小さいので、非破壊糖度センサーが効かない。
そのため、カットしたミニトマトでサンプリングして、糖度を測る。
届いたミニトマトの3玉測ったところ、一つは7.1度、一つは8.6度、一つは9.2度だった。
食べてみても、美味しかったり、しょっぱかったり、普通だったり、ちょっとばらつきがある。
まだ1年目だし、致し方ないのかな。
時は11月。
トマトの食味としても底だ。
気長に待つとする。