現在、私は3つのコンサルを受けている。
板橋産業振興公社さん、さらには、巣鴨信用金庫のS-Bizという中小企業支援を経由して中業企業庁のミラサポが実施するコンサル。
板橋産業振興公社さんは、東京商工会議所を経由しての経営企画の支援としてのコンサルも紹介してくださった。
ややこしいのだけれど、東京商工会議所にも支援をお願いし、エキスパート派遣制度のコンサルも受けている。
内容はそれぞれ違って
①エクセルでできるIT化 計7回予定
②ブランディング 計9回予定
③インターネットショップの売上を上げていく 計6回予定
と、いろいろやりながら習っているので、なかなか忙しい。
でも、どれも楽しい。
先日、③のインターネットショップの売上を上げていく施策の一つとして、これまでやっていなかった”インターネット広告”をするように助言を受けた。
そうなのだ。
インターネットショップは、初期費用やランニングコストは、実店舗よりも格段に安いのだが、集客が難しい。
インターネットという大海に浮かぶ、砂粒のようなりょくけんのインターネットショップサイトを見つけていただくのは、とっても難しい。
一般的な、資金力のある会社は、そのために、広告費を打つ。
例えば、リスティング広告。
GoogleやYahooの検索サイトで、野菜と検索したとしよう。
そうすると、検索結果とともに、必ず上部に野菜に関連するようなサイトのタグも表示される。
クリックすると、今一つ、求めていたものと違ったりするが、当たらずとも遠からず、と言うところで、興味をひく。
これが、リスティング広告。
こちらに付随して、リマーケティング広告と言うのもあり、一度検索して表示したサイトが、検索しなくとも、もう一度、表示される広告。
何度も出ることで、何となくクリックしてしまう人もいるのではなかろうか。
クリックすると、その会社に課金がされ、広告費として請求が計上される仕組みだ。
1クリック当たりの金額は、競売になっており、競争率が高いキーワードほど、高い。
例えば、”野菜”という広い範囲のキーワードであれば、1クリック300円と設定しておくと、広告が表示されやすい。
逆に1円と設定することもできるが、まず、表示される頻度が少なくなる。
通販事業を私がまかされた当初、いろいろ勉強して、リスティング広告に取り組んだ。
りょくけんにつながるようなキーワードを考え、1クリック当たりの金額を設定。
ただ、あまり効果を実感することはなかった。
その経緯を中小企業診断士の先生に伝えると、「まず目指す売り上げの20%は広告費にかけないと、売上は上がってきません。月に100万円を目指すならば20万円は投資しないと。」
「え~20万円ですか!?」
「それと、専門家に任せたほうが良いですね。社長は、ページなどのコンテンツを作るのに集中して、広告は業者さんに任せたほうが良いです。どうしても、広告費の2割くらいは手数料で撮られてしまいますけれど。」
”専門家”に任せる。
それは、少し考えていたことだ。
「でもそんなにお金かけられません。」
「小規模事業者持続化補助金を申請できますよ。」
「え~?本当ですか?」
インターネットなどの広告費に、まさか補助金が使えるとは思わなかった。
「今年であれば、コロナ禍で、金額も増額されます。やってみたらどうですか。」
小規模事業者持続化補助金は毎年、5月に締め切りがある補助金だが、今年から制度が少し変わり、締め切りが6回に分かれている。
その最後が10月2日だった。
「まだもう少しあります。社長なら書けるでしょう。」
自慢ではないが、ここ4年間、申請し続けており、いずれも受かっている。
と、いうわけで、それを申請することにした。
さらに、同時進行で、インターネット広告の業者さんも調べ、見積もりを頂くことにした。
とんとんと話は進み、業者さんとの商談も始まった。