野菜の品質は、4つのパラメーターで成立する、と言われる。
私自身、入社当初に通わせていただいた、野菜ソムリエのジュニアコースで最初に習った。
氏、育ち、ころ、たて。
氏(うじ)とは、品種。
トマトで言えば、桃太郎トマトだったり、王様トマトだったり。
種苗メーカーからごまんと売り出されている。
”育ち”は、どこで、どのように、誰が育てたか。
例えば、冬であれば、沖縄で、上地さんが、赤土で、ビニールハウスの中で水分を抑えて育てたトマト、とか。
ころやたては、タイミングの話。
食べごろとか旬。
たては、鮮度。
とれたての”たて”の事。
やっぱりりょくけんは、この中でも、”育ち”を重視する。
どこで、どの時期に、どのように、誰が育てたか。
色んな品質の追求方法があるけれど、”育ち”で限定することで、かなりの品質の担保ができる気がする。
そして、最終的には、やっぱり人。
作物の向こうには作り手がいる。
さすが、○○さん。
こんな年でも美味しい。
逆に、○○さんが作って、今年こういう結果なら、もう仕方がない。
そう思える信頼関係があるんだと思っている。