「社長、真っ赤じゃないっすか、どうしちゃったんですか?リゾートですか!?」
銀座店に顔を出すと、そんな風に声をかけられた。
鼻の頭が真っ赤で、腕も、実は足もひりひりと痛い。
前週末だったか。
夜、会社で仕事をしていると、妻から、一通メールが転送された。
「引率してくださるそうで、パパさんに感謝です。~」
う~ん、そんな約束はしていないが…。
長男の友人のお母様からだった。
最近、息子たちはサイクリングが流行りで、この暑い最中、市内の公園や海まで遠出するのが好きだ。
夏休みなので、その遠出を、ついに市内一周に決めたようで、その引率が私になったようだった。
う~ん聞いていない。
それでも、日曜の朝に、長男に「どんなコースだ!?」と地図を見ながら、すでに引かれたコースの黒い線と計画を聞いているうちに、
「これは一周ではない。」と計画をやり直し。
赤い線を引きなおしたところ、なんだか楽しくなってしまい、ノリノリで引率した。
長男と次男を含め、7人のサイクリング。
半分くらいのところで、次男の自転車がパンクしたが、幸い、私の自転車は後ろに一人乗れたので、自転車は駐輪し(あとで回収)、後ろに乗せて、そのまま一周した。
消費した水は2L×6本。
途中、休憩やお弁当を食べたので、所要6時間半。
市内をめでたく一周した。
海沿いなので、風が気持ちよく、それほど暑さは感じなかったのだが、肌がひりひりしているのに気づく。
それはもう真っ赤で、、、
達成感の余韻に浸ってゴールの公演でベンチで寝転ぶ。
「自転車疲れたから、オニごっごしようぜ~」
「おー!」
耳を疑う。
日本語が、何か間違っている、、、
まもなく10歳。
疲れ知らずの、回復力が恐ろしい、男子たちに、シンプルに驚いた。
というわけで、リゾートではないです、、市内を、自転車で一周しました~!