長雨で作物が不調だ。
最も目立つのが、マルオクラ。
一般的なオクラは、断面が五角形あるいは星形だけれど、沖縄で栽培されている島オクラは角が少なく、丸い。
聞くところによると、小笠原や八丈島でもオクラは丸い。
意外にも、原産地はエジプトなどがあるアフリカ北西部。
現地語もオクラ。
英語では OKRA と書く。
暑さに強いが寒さに弱く、冷蔵庫に置いておくと次第に黒い斑点が出る。
ゆでたり、加熱するとある程度、消えるのだけれど、初めて見ると、間違いなく”傷んでいる”と思う。
普段であれば、木が元気なうちは、あまり出ない症状なのだが、今年は頻繁に発生する。
冷蔵庫で保管しておくと翌日、あるいは、通販で荷物を発送して、お客様に届いた時には、黒い斑点になってしまっていることがある。
産地に確認すると、畑でも大量に発生して廃棄しており、私どもの手元に届くものはかなり厳選されたものらしい。
その症状が出ている、とすぐに分かったので、袋詰めして新聞紙で巻いて少し断熱してから冷蔵庫に保管していたのだが、それでも翌日には黒くなっている。
外に出しておくと、気温にもよるけれど、とろけるし、、、
ビニール袋をやめて、直接タオルペーパーに包んでから冷蔵保管したところ、翌日もきれいなままだった。
水分を断ち、冷気に当てすぎないことが良いようだ。
これで少し良くなると良いのだが。