通販って難しい。
感謝するのも謝罪するのも、顔が見れないから。
私も含め、店舗出身者の多いりょくけん東京では、電話の接客は上手なのだけれど、最終的には難しい。
だから、もし万が一出荷の不手際などがあれば、直接お届けに上がり、少しでも直接お会いする機会を設けたいと思ってもいる。
でも、通販を利用する方は、そういったやり取りを煩わしいと感じている方もいらっしゃるだろうし、何よりも今は、コロナウィルスという見えない敵もいる。
どこぞの誰かもわからない人が家を訪問するなんて、論外かもしれない。
最近、出荷が多いので、在庫コントロールに失敗して、GW連休もあって、リカバリーが利かず、直接お客様のお宅にお伺いする機会があった。
ご訪問する前も、ドキドキだ。
気持ち悪がられないだろうか、こんあコロナ騒動の中、訪ねても良いものだろうか、云々。
それでも会社には帰らず、直帰させてもらったら、子供たちが異様に喜んでくれた。
玄関から入ると、4人が胸に飛び込んできた。
妻には伝えていたが、子供達には伝えていなかったようだ。
食事をして買ってきた柏餅を食べて、クイズ番組を見て、しょうぶ湯に入って、ふとんを敷いて、寝る。
寝る前に三男が一言。
「とーちゃん、あしたも早くかえってくる?」とにこにこ。
「あ、いや、、、」と戸惑いながらも、なんだかモチベーションになる。
―B型は素直じゃない。
今日もがんばろっと。