りょくけん東京

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とうふ

あけぼの大豆のおとうふ。

山梨の身延(みのぶ)から、とうふのサンプルが届いた。
経験的に言って、野菜通販の業界で、とうふは人気商品だ。
ユニクロのSKIP時代にも人気だったからだ。

身延のあけぼの大豆を使ったとうふで、いろいろ特徴があって面白い。

1.おからを出さない。
 とうふの副産物であるおからを出さない、特殊な製法。
 食べてみると、味がいっぱい、濃厚。
 食感はプルンとしているような、すりつぶしたなめらかでつまった豆を食べている感じ。
 豆の粒々の食感は何もない、なめらかな食感だ。

2.とかく濃い。
 食味も差別化されている。
 豆の味がしっかりして、あけぼの大豆の食味の良さがとてもよく出ている。

3.賞味期限が長い。
 とうふの賞味期限はとても短い。
 冷蔵で1~2日くらい。
 1週間は確保されているので、通販でも扱える。

食味も良く、品質の差別化もできていて、賞味期限も比較的長い。

何も迷うことなく販売できそうなのだけれど、一点だけ引っかかっている。

添加物だ…。

とうふの添加物らしい添加物は消泡剤と言って、とうふを製造する時に出る泡を落ち着かせて、歩留まり(できあがる製品率)を良くする添加物。
主に、グリセリンが使われる。
さすがにこちらは使っていない。
あるいは、充てんする時には油分を加えたほうが詰めやすいので、油脂が入る時もある。
こちらも、使用していない。

だが、にがり、を使う。
にがり。
=塩化マグネシウム。

とうふたる運命で、天然ものもあるが、食品添加物には変わりがないのだ。
しかも、塩だから、天然物は特にうまみがある。