「う~ん、足りない。」
農家さんに押印してもらってファックスバックしていただいたり、ネットとファックスを駆使して、補助金対象の事業の完了報告書を作成。
かなりきちんと計算したつもりだったけれど、満額いただくためには、数千円足りないことが分かってしまった。
消費税が10月から10%に変更になっているのをすっかり忘れてしまっていた事業があり、消費税抜きの金額が規定に足りない。
キャッシュレスの還元も、こういう時には、事態を複雑にする。
5%還元される場合、それはいったい、消費税からひかれるのか、本体価格からひかれるのか?
しばらく考えて、規定金額に不足するのは間違いないので、申請しないつもりでいたものを、申請することにした。
ただ、一点、不足する証拠書類があった。
自分の通帳コピー、、、
補助金は、お金を支払う際、銀行振り込みが基本なのだけれど、振込手数料は330円(税込)必ずかかるし、手元にお金がないときには、クレジットカードをどうしても使ってしまう。
そうすると、使用記録が必要になり、きちんと口座からそのカード使用分の金額が落ちているのかを提出しなくてはいけない。
ま、当たり前と言えば当たり前なので、用意してあるものは用意してあったのだけれど、当初、申請しないつもりだったので、手元にない。
―自宅に帰らねばならない。
それでもやっぱり仕事はおしてしまい、日のあるうちに投函したかったのに、気づけば終電の時間。
通帳のコピーをとり、24時間営業の、都内の郵便局に車を走らせることにした。
事業完了報告書は、10日金曜日必着。
自宅近くのポストは11時40分に集荷、と記載があり、とても不安になったからだ。
新砂の、物流倉庫が集中するところに、24時間営業の郵便局があった。
新東京郵便局というのだそうだ。
巨大な物流センターの駐車場に停め、警備員さんに何度か聞いて、63番と書いてある荷分け場に向かった。
夜中の3時。
親切にも、表まで出てきてくれた郵便局員さんに手渡しできた。
「10日金曜日必着なんですが、届きますかね。。。?」
不安そうに言うと、局員さんは宛先を見て
「今日は難しいけれど、明日10日なら大丈夫ですよ。ま、ここに人がいれば…。あ、ライトレターパックならポスト投函だから、まず間違いなく大丈夫ですよ。」と断言してくださった。
今日日(きょうび)、物流関係で、こんなに断言してもらうのはなかなか、ない。
月が煌々と輝いていた(右の丸) |
ほっと胸をなでおろす。
数か月にわたって取り組んできたものへの、報奨金のようなお金が、この事業完了書が期日までに届かなかった場合、すべてが不意になる。
そう思うといてもたってもいられなかったのだ。
先ほど気になって、郵便をインターネットで追跡してみると、、、
3:13 引き受け、8:31には代々木郵便局に着いていた。
1月9日到着予定と明示されている。
おお~郵便局員さん!!!!
とってもありがたく、感謝の気持ちでいっぱいになった。
今日も頑張ろう。
眠たい目を、こする。