愛媛果試第28号が美味しい。
川田さんのみかんは、内袋も薄く、甘さも強くておいしかった。
複雑な過程で生まれた愛媛果試第28号は、「紅まどんな」という愛称がつけられている。
登録商標であるため、りょくけんのように、農協を通さず、農家さんと直接やり取りする場合には使用できない。
中身がぎっしりとつまっており、オレンジの香りがよい。
オレンジのようなみかんのような果肉で、つるんとした感じは、まるでゼリーのような食感。
以前、展示会でいただいたサンプル↑果肉の詰まり方がかなり違う。 |
やや、やわらかい果肉で、ジュース分が多く、糖度も高い。
川田さんのものは、ほかの愛媛果試第28号に比べると少し酸味もあって、余計美味しい。
弱点を言えば、二つあって、ひとつは、皮が剥きづらい。
じょうのう(=内袋)がとても薄く、皮とくっついている感じ。
スマイルカットと言って、横に包丁を入れて、皮を剥くと比較的剥きやすい。
全部包丁で皮を剥いても良いかもしれない。
もうひとつは、少しやわらかくなりやすいこと。
けっこう早めにグニャグニャした触り心地になる。
人によっては張りがなく、傷んでいる、と感じる方もいらっしゃるかもしれない。
でも、そういうわけでもない。
中はまだまだ鮮度感があって、美味。
そういった弱点を補って有り余るほどのおいしさが、この柑橘にはあると思う。
■愛媛果試第28号 愛媛県産 約500g~ 864円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/41721.html