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セミナー 社長日記

食堂デザイン会議2。

「300年の間に人類は4回の産業革命を経験しています。」

一回目の産業革命、すなわち第一次産業革命は、19世紀後半に起こった。
人力や動物の力に頼っていたものを、蒸気の活用により、機械ができるようになった。
これによって、大量生産が可能になり、一人一人の技術者に寄っていたフォーマット、設計図のようなものが、具現化する必要が出てきた。
これが、デザインの始まりだという。

第二次産業革命は、動力が蒸気から電力などに代わったことによって起こった。

第三次産業革命は、ここにコンピューターが加わり、ヒトができることがさらに増えた。
そして、インターネットの普及によって、第三次産業革命はさらに進化する。

そして、時代は、第四次産業革命へと進む。
人工知能=AIが学習し、ヒトに代わって考えることも行っていく。

日本企業に最も勢いがあったのは第二次産業革命の時。
エレクトロニクスと呼ばれる分野で、Sony、Panasonic、Toyotaなどがグイグイ業績を上げていき、世界に進出した。

第三次産業革命においては、GAFAと呼ばれる、Google、Amazon、Facebook、AppleというIT企業が全盛だ。
これらのIT企業が、もっとも重視しているのが、デザイン。
例えばAppleでは、カリスマ経営者であった故Steve Jobs氏が自分の右腕に副社長(何人かいる)に据えたのがデザインの責任者であった。
Googleもまたしかり。

それに気づいた日本企業は、来るべき第四次産業革命に向けて、こぞって優秀なデザイナーさんを社内に招聘しているらしい。
Toyotaさんなんて、あんなに最終利益を出しているのに、それでも業態変化だ、と言って車を作ることから脱却する!と宣言しているのだとか。

私も思い当たる節がいくつかある。
地方の農家さんやグループだって、かなりデザインを重視していて、やっぱり素敵につくる農家さんはがぜん伸びている。

では、デザインってなんだろうか?