今年は、梨にとっては受難の年だったようだ。
長野県松川町の中平さんの梨畑は、山の斜面にあり、標高400mと高く、樹齢30年の木がそろい、どんな年でも甘い梨を育ててくれる。
水はけも、寒暖差もある条件の良い土地。
ところが、今年は近年まれにみる不作。
花が咲き、果実がなる時期に、雨が降り続いてしまい、花が落ちてしまい、受粉ができなかったのだ。
梨は桜と同じバラ科。ほんの数日だけだが、可憐な白い花を咲かせる。 |
幸水も豊水も南水も。
ここにきて西洋梨のラフランスも、数キロをいただいただけで終了してしまった。
今年も味は良かっただけに、本当に残念だ。