台風19号が上陸した。
私が住む浦安は、昼間はさほどでもなく、いつもの台風が来る前の感じだった。
電車がこれで止まるか?と疑義を抱くほど。
前日には予期せぬ出来事が発生し、りょくけんが入る松屋銀座店はお休み。
史上初めての出来事だ。
地元の優良企業である東京ディズニーランドもディズニーシーも相次いで休みを発表した。
どこか”体育会系”で、一人でもお客様がいらっしゃるなら命を懸けても、店で出迎える!
そういうような空気のある商業界だったけれど、日本も少しずつ、こういう方向に進んでいくのかな、と思った。
とはいえ、完全ではない。
ディズニーリゾートのホテルに勤める方は出勤しているし、「今日はお休みですー!申し訳ございません!」と謝罪するメンバーとして入場口のチームは出勤しているという。
りょくけんも例外ではなく、厨房の社員2名は朝から翌日の仕込みのために出勤した。
元旦などど違い、松屋側も店内への出勤を完全には禁止しなかった。
ニュースでは、「命を守る行動を!」と叫んでいる。
外は確かに風と雨があるが、いつもの台風よりも強い、という印象は受けない。
マンションの7階に上がり、近くを流れる境川を除くと、確かに水流が早いけれど、堤防の上部まではまだ余裕があった。
夜21時。
いよいよ窓を打つ風の音が強くなった。
風圧で開けにくくなっている窓を力づくで開けて外を見ると、雨はさほど降っていない。
玄関から外に出て自分で確かめても、風は吹き荒れているが、命に危険が及ぶとは思えなかった。
夜22時半を過ぎると、風の音も収まってきて、台風が過ぎ去っていくのを感じた。
1日、休む必要はあったのだろうか?