2016年度銀座店の野菜の売上でNo.1だった。
品種名は、Vine Sweet Mini Pepper。
アメリカの会社が開発した品種で、日本では伊藤忠参加のKIフレッシュシステムが販売権を持っている。
商品名”スウィーピー”が登録されている。
ジューシーでとても美味しいのだが、大きさのバラつきが大きい。
「小さすぎるサイズは規格外になるので、販売してくれないか?」
そうして販売が始まった。
商標であるスウィーピーはりょくけんとしては使えないので、”スイートミニパプリカ”という名前で販売。
大型ピーマンの改良品種であるパプリカは「大き過ぎる」らしく、使い切りできるサイズはお客様にも受け入れられた。
一番の評価は、味だと思う。
果肉は一般的なピーマンよりも肉厚で、中に種がほとんど入っておらず気にならない。
生でも食べても、そのまま焼いて食べても美味しい。
赤は少し酸味があって味が濃く、黄色は酸味がないけれどその分、甘みを強く感じる。
めったに入らないオレンジは、色味的には黄色っぽい時もあって、特徴が薄いけれど、味はやっぱり甘くて美味しい。
冬は沖縄、夏は静岡で栽培して産地リレーしている。
人気商品だったのだけれど、夏は二年連続で台風に見舞われ、商品を供給できなかった。
今現在もそれは続く。
人気の商品で、味も良いのでちょっと残念。
11月下旬から、沖縄のものが入荷予定だ。