りょくけん東京

りょくけんだより
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子噺 社長日記

もうすぐ一番高い場所。

日曜日、月曜日と久しぶりに完全プライベートで遠出。

初めて草津温泉に赴き、その足で遊園地隣接のホテルに泊まった。
電話が少ないなあ、と思っていたら、会社の携帯電話(S社)は圏外になっていた。

日曜日は、お取引先さんもお休みなので、あまり電話もない。
けれども、月曜日はそうはいかない。

プライベート用に持っているA社の携帯電話はつながったので、会社に一報。
頃合いを見て、スイカの農家さんとも話ができた。

10年以上前に、良いな、と思ったスイカにまた出会える(後作だけれど)。

遊園地”おもちゃ王国”は、ホテルも含め、子連れにはなかなか楽しい。
おとなしくない、上の3人には食事やお風呂なども、かなり優しい。
周りも子連れのファミリー層ばかりなので、気兼ねしなくて良く、親としては気が楽なのだ。

遊園地内のいろいろな“アトラクション”を楽しんだ後、観覧車に乗った。

雄大な森と、すぐそこに浅間山が見える。
浅間山は前日にも噴火したらしいので、どのあたりかなあ?なんて眺めたり、6人家族なので、2台に分かれて乗ったわけで、後方の車体に乗った家族と手を振りあったりして楽しんだ。

「ボク、すこしこわいなあ。下、みれないよ。」
次男が繰り返した。
四男はキャッキャッとはしゃいで座席を登ったり下りたりを繰り返した。

―もうすぐ一番高い場所。

突然、会社の携帯電話(S社)が震え始めた。

バババババババ

センターにたまっていたメールが、矢継ぎ早に届いたのだ。

なるほど高さが出て、周りの木よりも高くなったからだろう、電波が届くようになったらしい。

お、ヤベッ を8回繰り返し、再び向こうに行けば(=3/4を過ぎると)、また電波がなくなるだろうことを瞬時に察し、焦って返信を打った。

後方の観覧車から私を呼ぶ家族の声が聞こえていたが、それどころではなくなった。。。
ー今の僕には何の意味もない

案の定、3/4を過ぎたところで再び圏外になった。
返信の返信が気になったが、致し方ない。

S社の旧式(?)携帯。
替え時かもしれない。