15年もの間、使い続けたメーカーさんのレジを止めることにした。
いくつかのお取引先さんの見直しを行い、唯一、変更することを決めた。
惣菜の量り売りをするときに欠かせない測りつきレジのメーカーはおおよそ三社に限られる。
T社、I社、大手T社の子会社T-t社。
T社は浜松にいたころからのご縁。
毎年のように招待される、東京ビッグサイトで行われる展示会で、T社のブースは、本当に豪華絢爛で、どれだけ粗利を稼いでいるのだろう?といつも思ってしまっていた。
本社が名古屋だから、ある程度豪華にするらしいのだけれど。
T社とI社で、レジの見積もりを取ると、それ自体は、ほとんど変わらない。
ただ、保守に対する考え方だったり、毎月かかるシステム利用料金が約2倍違った。
決定的なのは、人だろうか。
同じ区内に、東京支社があるI社は、この間、4回、会社に来てくださった。
T社は、社内の縄張りがきついらしく、いまだに静岡営業所が営業担当であり、メールと電話のみだった。
実は、何回か、担当を東京に変えてくれ、とお願いしたことがあるが、その度に断られてしまった。
最終的には、困ったときに、なんとかしてくださるのは、I社の営業担当さんなのかな、と考えるにいたった。
ビジネスとは言え、やっぱり最後は人なのではないかと思う。
農家さんとも、お客様とも、そうなのかな、と強く思う今日この頃。
何はともあれ、ここから一か月強。
既存のレジから新レジへ、スムーズな移行が課題となる。