お店でお客様と話していると、「あの水美味しいわね。」と九州 大分の湧水について褒められた。
つい間違えて2Lサイズのペットボトルをお店に入れてしまったところ、意外や意外、好評のうちに売り切れた。
お声をいただいたお客様は、その貴重な(?)水をご購入いただいた方の一人だった。
「おいしくって、山の上で水を飲んでるみたい。」
なるほど、山の水は美味しい。
そんな表現があるのか!と感心?してしまった。
採水地である大分県の竹田は、大分市から1時間半ほど南西に行った場所にあり、山の上の盆地にある。
周囲を阿蘇山や九重連山に囲まれ雨水が山に磨かれ、地下水となり、地上にあふれ出ている。
その水量は非常に豊かで、夏にはその水を使った市営プールもできるほど。
その水質と豊かな湧水量が評価されて、環境省が選定する名水百選にも選ばれている。
カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが豊富なのだけれど、くせがなく飲みやすい。
硬度が69で、WHOが定める硬水の基準値のギリギリの軟水。
だから、われわれ日本人にも飲みやすい。
また、温泉か否かを判断するときの基準となる成分のひとつ”メタケイ酸”が76㎎/Lと豊富に含まれている。
1㎏に50㎎以上含まれていると温泉として認められるのだから、温度さえあれば(25度以上)温泉だった。
メタケイ酸は、最近注目されている成分の一つで、”シリカ”ともいう。
シリカは、コラーゲンの生成を助けるそうで、美肌の成分なのだ。
関東の水にはあまりない成分で、阿蘇山周辺の宮崎や大分の水に多い。
「ちょっと高いけどね。」とお客様からひと言。
水の代金はほとんどが輸送費。
大分から、重くてかさばる水を運ぶのは大変コストがかかる。
だから、あまり誰もやらない。
もっといろいろ伝えていかなくては。
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