若ごぼうが入荷した。
関東出身の私には全く馴染みのない野菜だし、「あ、新ごぼうでしょ。」と名前を聞いて、すぐ思ったものだ。
大阪の八尾。
ハウス枝豆から春菊でお世話になっている結城さんから、初めてその名を聞いたとき、そんな風に思った。
「やっぱ大阪だけなんかなあ。根っこじゃなくて、その上の、主に茎と葉っぱを食べるんですわ。まあ、根も食べられるけど。」
外観は、とても大きな80㎝くらいの長さの、ふき。
根っこは、たしかに、ごぼう。
15㎝くらいのごぼうがついている。
以前の上司が、大阪出身だったので、伺ってみると、「知っとるよ。そういや、こっちじゃ見んなあ。食べんのんか!? あぶらげと一緒に炊いて食べるんよ。」とのこと。
大阪ではかなりポピュラーな、春の風物詩らしい。
これは面白い、と思って、今回は野菜の定期便に入れてみた。
まさしく巨大なフキ。
意外としっかりしているので、そっと折り曲げて段ボールの中に入れて、出荷することにした。
煮ても、焼いても、美味しい。
葉も、茎も、根っこも食べられる。
どんな評価を受けるのか、楽しみである。
■若ごぼう 大阪府産 約500g
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