えらぶゆり沖永良部島空港から、沖縄県の那覇空港まで、50分ほどのフライト。
なんだか興奮していて、寝ようと思っていたのにもかかわらず、眠れなかった。
外の景色も抜群にきれいで、海も空も本当にきれいだった。
海の青も、空の青も、なぜこんなにきれいなんだろう? なんて思いながら見入っていた。
沖縄では、ダブルブッキングと言っても良いような、破綻した訪問計画を立ててしまっていた。
北海道の千歳空港と沖縄の那覇空港は、レンタカーに乗れる場所まで抜群に遠い。
レンタカー屋さんも送迎のワゴンを出してくれるのだが、10分間隔でしか空港には来ないし、そこから、顧客を待つので、レンタカーを借りる場所まで10分くらいかかったりする。
那覇空港に着くと、案の定、トヨタレンタカーの送迎バスがなかなか来ない。
来たと思ったら、なかなか出発しない。
私以外の顧客を待っていたのだろう。
ようやく人がそろって、出発。
ところが、これが、思った以上に遠い。
法人と一般客の借りる場所は違うところにあり、法人用の場所の方がさらに遠かった。
やっと着いたと思って、お店の中に入ると、中国語と韓国語が飛び交っている。
法人店は、外国人用のお店と一緒になっていたようだ。
12時10分についたのに、レンタカーに乗って出発できたのは13時過ぎだった。
そこから東に車を走らせた。
沖縄は、南部のジャーガルという独特のアルカリ土壌をりょくけんは昔から好んでいて、ピーマンだったり、トマトだったりを作ってきた。
二つの農家グループとお付き合いしており、彼らもまた、協力関係にある。
ゆるやかな関係の組合的なものを作ることで、商品が足りない時には、お互いを補っている。
どちらの拠点も沖縄本島の南東部にあり、1日で、十分に回れる距離にあるのだが、何分スタートが遅れた。
しかも、浜松で一緒に働いていた元同僚が、そのグループを訪ねに、ちょうど沖縄に入ったという。
訪問先も同じだったから、
「良かったら会いましょう!」なんて言っていたのだが、果たしてどうすれば、タイミングが合うのだろう?
僕も久しぶりにお会いしたい。