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産地情報 社長日記

亀徳新港へ!

朝食を食べていると、そのことが徐々に思い出され、いてもたってもいられなくなった。
せっかくの、ドリンク飲み放題も、用をなさない。
コーヒーも飲みたいけれど、そうもいかない。

とにかく時間が不安になり、食べるものだけ食べて、チェックアウトした。

ホテルを出て、ほぼ一本道。
小走りで向かうのだが、とにかく荷物が重い。

最近、産地に行く際には、自社製品のジュースを差し上げている。
それに加え、前日いただいたあるモノがさらに重い。

キビ焼酎。

キビ焼酎の化粧箱。勇ましい闘牛をメインに、背景はパインのような謎の植物。

「大森さんとこは忘年会とかするんですか?」と名古さんがしきりに尋ねてくるので、どうしてかと思いきや、お土産に、とご用意くださっていたのだ。

「徳之島ならではの焼酎です。忘年会で皆さんで飲んでください。ちょっと重いんですけど。」
と2本持たしてくださった。
サトウキビから作られた焼酎で、奄美群島から沖縄では、広く作られているようだ。
パッケージに気になる絵柄も入っていて、興味深い。

9時7分。

なんとか、前日に下見した亀徳新港の建物にたどり着いた。
事前に購入した案内には9時40分とあるが、現地の案内板には9時10分と記載がある。
なんとか、その時間には間に合った。
窓口で、チェックイン。
今日は二人もスタッフの方がいる。
お値段が違うのは、良くわからないが、前払いしたからだと思われ、何も言われなかった。
表示は1700円。
私が事前に支払ったのは1200円。
500円も違う。

しかし。

9時10分はおろか、9時40分を過ぎても、フェリーはやってこない。
それについて、誰かが質問をするような気配もない。
放送もない。

10時が過ぎたころ、ようやく船が入港し、館内に放送が流れた。

「本日は、奄美大島にて、荷物の積載に時間がかかり、予定の時刻を過ぎてしまい、誠に申し訳ございません。なお、荷卸しに時間がかかり、出発も遅れます。」

外は少し雨が降り始め、時折強くなっていた。