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グラニースミスというりんご。

グラニースミスというりんごがある。

欧米ではもっともポピュラーな青りんごで、酸味が強いのが特徴だ。
その歴史は古く、19世紀初頭に、オーストラリアで発見された。

発見したのが、マリー・スミスという方だったので、その方にちなみ、グラニースミスという名前がついている。
英語で、グラニーとは、grandma、つまりおばあちゃんの意味である。

最近では、アップルパイ屋さんが、そのりんごの名前を冠するなど需要も関心も高まって、一定の支持がある。

12月を過ぎても、酸味があるりんごは、たいへん貴重で、というのも、りんごも、収穫後、呼吸をし続けており、そのエネルギーに使うのが、酸味なのだ。
つまり、酸味は、収穫後、貯蔵中に、どんどん消費され、失われていく。

それにもかかわらず、グラニースミスは酸っぱいままなのだ。

また、広く支持される理由の一つに、その貯蔵性もあげられる。
10月20日ごろに収穫し、今でも、しっかりした歯ごたえを保っているし、このまま冷蔵で保管して、5月ごろまで販売できるのだから、驚きだ。

もう一つは、形の美しさ。

実に見事な”リンゴ型”で、左右対称の、均整のとれた形なのである。

味は、酸味ばかり取り上げられがちだが、りんごらしい味があって、生食でも美味しい。

加熱すると、酸味がやわらかくなり、風味が残るから、ジャムやアップルパイには最適だ。

酸味のあるりんごの代表格”紅玉”は、酸味が抜けやすく、果肉もぼけやすいので、この時期、ある意味、無双のりんごになる。

ぜひいろいろ試してみてほしい。

■グラニースミス 長野県 約1㎏(3玉前後) 1296円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/42796.html