“愛媛果試第28号”という新しい柑橘がある。
愛媛県が生んだ高糖度のオレンジみかん。
親も、オレンジとみかんの掛け合わせで、南香(なんこう)と天草(あまくさ)という。
オレンジみかんとオレンジみかんの掛け合わせから生まれた、オレンジみかん。
糖度は15度をコンスタントに超えて、水分が多く、とってもジューシー。
うち袋は、まるでないように感じるくらい、薄く、とろける。
外側の皮も薄くて、うち袋が薄くて柔らかいので、うまく剥けないくらい。
輪切りにして、さらに半分にカットして半円型にすると、手で皮が優に剥けるようになる。
抜群の食味だ。
昨年は、生産者の川田さんも、そこまで手が回らず、かなりダメにしてしまったそうだ。
極早生、早生、中生と続くみかん栽培。
南柑20号をようやく取り終えるころに、愛媛果試第28号は収穫しなくてはならない。
大体、12月10日ごろだ。
外側の皮が薄いので、風に少し吹かれると傷が多くなる。
昨年は、そういった傷あり果ばかりだった。
「今年はヨ、傷がつかんように袋をかぶせたから。」
紙袋をひとつひとつかぶせて、傷がつかないようにしたのだ。
おかげさまで、今年は傷が少なく、日持ちも悪くなさそう。
昨年はせっかく送っていただいても、黒くなり、傷みが出てしまった。
「うまいやろ~。大森君は食べたんか?糖度16度以上あるゾ~」と楽しそうに言う川田さん。
どんな評価を受けるのか、本当に楽しみだ。
■愛媛果試第28号 約1㎏(3玉前後) 1620円(税込)
https://www.shop-ryokuken.com/SHOP/41721.html