今日は、勉強の日だった。
東京商工会議所 板橋支部が開催してくださったのは、
“小さな会社でも取り組めるIT利活用”
について。
午前中、発注を済ませ、通販チームが忙しそうにしているのを申し訳なく思いながら、事務所を後にした。
東商の板橋支部までは、自転車で駅まで行って、三田線がすぐにくれば、ほぼ15分の距離だ。
一昨年、若手経営熟に半年間通いつめたので、慣れた道のりだ。
今日の講師の方は、教育出版社に勤め、ホームページや、IT関連の仕事を歴任し、現在は中小企業診断士の資格をとって、神奈川を中心に企業のコンサルティングを行っているそうだ。
こういうセミナーに参加するようになって、”中小企業診断士”の先生は、本当に世の中に多く存在することを知った。
無償で相談にも乗っていただけるのだから、使い倒さねば。
セミナー内容は、おおよそ二部構成。
1.無償、あるいは安価に使えるクラウドサービスの紹介
2.本当に有用なホームページになってますか
クラウドとは、インターネット上に組まれたシステムのことで、ここ数年でめちゃくちゃ発展し、我々中小零細企業に、とても貢献してくれている。
たとえば、アイフォーンなどスマートフォンで撮影した画像は、インターネット上にあるサイトで保管することができる。
ストレージ=倉庫と言ったりするが、これも、クラウドサービスのひとつ。
インターネット環境があり、サイトに入って、自分のパスワードさえ打ち込めば、スマートフォンだけでなく、パソコンからも、参照することができる。
ビジネスでも生かせるサイトが本当に増えているのだ。
紹介されたのは、
・Eight …名刺管理クラウド。名刺をカメラなどでスキャニングすると画像としての文字が、データとして蓄積され、車内で共有できる。
・Spread Office …見積書や請求書など一連の動きを関連付けてできるサービス
・Chat Work …メールでは不便な、ひとつの事業についてやり取りができる。LINEのような。
・Dropbox …インターネット上のフォルダに、ワードやエクセル、画像などあらゆるファイルを入れて、共有できる。
の4つ。
おおよそ、すでに会社に導入したことのあるクラウドだったけれど、知らない機能も紹介され、なかなか有用だった。
でもふと疑念。
会社内でかぶっているシステムが多いのだ。
店舗の売上は、店舗の売上管理クラウド。
通販の売上は、通販の売上管理クラウド。
さらに言えば、インターネットショップには、その売上管理クラウドを採用している。
そして、それらの数字を管理する、会計クラウド。
何か一元化できるような、できないような。。。
無駄があるのは否めない。