マンゴー好きの私は、忙しがり屋で知りたがり屋。
もうひとつ持ち帰ったマンゴーがキーツである。
以前、真緑のものを販売した際には、追熟をうまく進められず、少しコワい果肉のものを食べたし、お客様からの評価もいまひとつだった。。
ただ、今回は、きちんと鍵山さんの教えを守った。
ほんの一時間強しか滞在できなかったけれど、たくさんのことを教わった。
”常温で放置”。
鍵山さんいわく、29度で3~4日、らしいのだが、秋の声が聞こえ始めた関東では、なかなか難しい気温。
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一週間経ったところ、キーツに目をやると、へたの周りがシワシワになっているのが分かった。
香りという香りはないが、マンゴーのにおいが立っている。
これはいけるのではなかろうか。
黄色みを帯び、頭頂部が赤く染まっている、完熟キーツマンゴー。
この辺りかな、と包丁を入れた。
マンゴーはどの品種もやや平たい。
その細いほうから入れるのが鉄則だ。
平たい方から包丁を入れると、平たい種にぶつかる。
果肉が姿を現すと、香りが強くなった。
少し柑橘に似たフレーバー。
食べてみると、くだものらしい酸味が感じられ、しかも甘い。
糖度を測ると、17.1度。
なんだか納得いかず、果皮に近い部分ではなく、種に近い部分で、下の部分を測ってみると、もっと高い。
これは美味しい!
甘さ◎
繊維質ほとんど無い。
クセというクセではなく、華やかな果実らしい酸味。
”完熟”キーツマンゴー。
これはお勧めだ。