鹿児島の南端のひとつ、指宿で手に入れたスターフルーツ。
完全体からは、あまりピンとこないが、輪切り?にカットすると、見事な星型で、とてもかわいらしい。
これだけで、料理も華やぐ。
ただ、とてもとても、”美味しい”と言えるようなものでもなく、味がするのかしないのか、よく分からないくだものだ。
所属は、”カタバミ科”。
それだけで、なんとなく、得体の知れないくだものに感じる。
一方で、きちんと完熟したスターフルーツはとても美味しい、ということも知っていた。
鍵山さんの話だと、スターフルーツも収穫後、追熟する。
収穫時の熟度も大事で、青いままでとってはダメだ。
やや淡い黄色は、おいておくと、だんだん黄色が濃くなり、味も上がる、とのこと。
そういえば、持ち帰ってきたスターフルーツ。
少し色が濃くなったような。
カットして、断面を息子たちに見せると、「本当に星の形だ!」と大はしゃぎ。
食べてみて、さらにびっくり。
シャキシャキした食感は梨とりんごの中間。
そしてやけにジューシー。
かみしめていくと、トロピカルな風味も残る。
「おいし~!梨みたいなりんごみたいな、柿みたいな味がする。もっと食べたい!」とは長男のコメント。
糖度計を覗くと14度あった。
2個目を測ると、11.6度だった。 |
なるほど、これが完熟スターフルーツの実力か。
四季生り(=一年中収穫できる)なので、商材として、少し面白いな、と思った。