「これは日本一の冬瓜だよ。」
りょくけんの先輩にあたる農家さんの冬瓜。
会社を辞めた後、愛知に戻り、家業である農業を継いだ。
一言で言えば、豪農だ。
その先輩の冬瓜を見て、別の先輩がそう言ったのを覚えている。
もともとは沖縄から持ち込んだ品種だそうだが、それを独自に選抜していった。
皮の緑が美しく、果肉が真っ白。
日本一の根拠を聞いたら、横浜中華街でもっとも高く評価されている冬瓜なのだとか。
その品種は門外不出で、種苗会社から譲ってもらうように頼まれるそうだが、一切、外の産地には出さないのだとか。
美しい外観の他に、食味も素晴らしく、癖がなくて、アクがない。
だから、生でもお召し上がりいただける。
先輩も、サラダで食べることを推奨している。
他の冬瓜では生ではえぐくて食べられない。
そんな素晴らしい冬瓜を譲っていただいたので、りょくけんでもお惣菜でご提供。
冬瓜と梨のさっぱりマリネ |
ポイントは生食でのご提供だ。
あわせたのは、梨。
そこに青みかん果汁をベースにしたさわやかなマリネに漬け込み、仕上げにスペアミントを加えた。
梨と冬瓜と見た目が似ているので、外観のインパクトが少ないのだが、意外な組み合わせで、とても美味しい。
夏のさっぱりしたいときに、ぴったりだ。
まだまだ残暑も続く。
台風の影響で、冬瓜の被害も甚大だとか。
そんな貴重な冬瓜を使ったマリネサラダ。
ぜひ一度試してほしい。
■冬瓜と梨のさっぱりマリネ 100gあたり324円(税込)