お客様から、インド産マンゴーをいただいた。
インド産マンゴー”チョウサ” |
私が、マンゴー好きであることと、マンゴー原生地がインドであり、いつか、世界一の品質と言われる「アルフォンソ」を食べてみたい、と店頭で話していたからだ。
アルフォンソは、皮が薄く、生果は、なかなか輸送が難しい。
空輸したとしても、日本に到着した頃には皮が黒くなってしまう。
その代わり、ピューレはたくさん日本に入っているのだが。
「インドマンゴー、私、毎年とってますよ。今度きたら差し上げますよ。」
いただいたマンゴーは、アルフォンソではないものの、ひとつはクサール。
もうひとつは「チョウサ」。
クサールは、おそらく先日食べたパキスタンのマンゴーと同じ品種ではないだろうか。
果皮も果肉も黄色。
引き締まった果肉で、濃厚。
やや、すじがあり、種が大きい。
チョウサは、クサール以上に芳香が強く、私は大好きな香りだが、マンゴー嫌いの方には耐えられない香りなのかもしれない。
食味は、香りほどクセが無く、こちらも濃厚。
果皮は黄色で、果肉は濃い、橙っぽい黄色。
スジはきわめて少なくて、種も中くらい。
これも美味しい!
もうひとつびっくりしたのは、添えられていたパンフレットに掲載されたマンゴーの木。
大木で、5m以上ある。
枝もしっかりしていて、人間が登って、収穫する。
日本でも、大きくしようと思えばできるのだろうが、ハウスで作るので、屋根の高さにあわせて、剪定し、横に伸ばすのだ。
気候が違うと、こうも手間のかけ方が変わる。
またひとつ勉強になった。
チョウサの調査でした!