朝、冷蔵庫を開けると、お世辞にもきれいといえなかったマンゴーの外観は、ますます汚くなっていた。
熟度が進んだかな、くらいにしか思わず、水洗いして、早速包丁を入れた。
思ったよりも種が大きい。
思うような厚さで三枚におろすのは難しかった。
いわゆるマンゴーカットにして、ぱくっと食べてみた。
「美味しい!」
少し水分が足りない感じで、ややしっかりした食感であるものの、甘みが強く、マンゴーのクセが少ない。
なるほど、(私の想像上であるが) 凄腕バイヤーがはるばるパキスタンからリスクを犯して日本に持ってきたことだけある。
糖度計を持ってきて、果汁を測ってみる。
覗いてみると、どうやら21度ある。
これは美味しい。
産地ブランドである宮崎の「太陽のマンゴー」の自主基準が糖度15度と聞く。
次男が食べたいと言うので仕方なく、半分譲った。
「う、まーい」と言って、皮のふちまで食べていた。
夜に一人で食べるべきだったか。。。
次男の手。マンゴーを撮ろうとしたら、邪魔されてしまった。 |
味はとても良い。
難癖をつけるとすれば、種が大きいことと、スジがやはり多いか。
黄色の皮目も、日本では受けづらい。
ただ、いろいろなマンゴーを食べてみて、赤、緑、黄色のマンゴーがある中で、もっとも美味しい可能性が高いのは、黄色のような気がする。
またいろいろ食べてみたい。