野菜くだものを接客していたら、「むこうも見てよい?」
とお惣菜の方を見に行かれた。
「あれも美味しそう」
「あっちも美味しそうよ。」
母娘なのだろう、どのお惣菜を選ぼうか、楽しそうに吟味されている。
お会計に進み、現金の確認などを行っていたら、お惣菜の棚の上にある、水を見ている。
大分の、湧水。
少し前まで無かった商品。
「りょくけんさん、すごいわね。」とポツリ。
「ずっと昔から通っているけれど、どんどんレベルが上がっていて。お惣菜もだけど、お水まで始めて。」
ものすごくうれしくなったけれど、どう言葉を返したらよいのか、わからない。
「有難うございます。今年で、13年、なんとかやってますからね。」というと
「そうなのよ、昔から通ってるんで、その進化が、ほんと、すごいわよ。」
率直に、その言葉を受け止めて、励みにしたい。
そして、反省するところは反省して、前に進んでいきたい。