朝、出社すると、机の上に、ファックスが一枚おいてあった。
読み終わるなり、「え、マジで?」と思った。
ファックスは北海道余市の安芸さんから。
「フラン病の状況が思わしくないのと、経営改革のため、ひめかみ、昂林を切りました。」
とのこと。
余市の安芸さんには、公私共にお世話になっている。
安芸さんの作るくだものは、本当にどれも美味しく、最近ではひめかみがお気に入りだった。
昨夏には、息子3人を連れて、畑に訪れたから、これまた、だいぶ面倒をかけた。
紅玉×フジ=ひめかみりんご。
蜜が果肉中に広がった感じと、香り、味。
どれも大好きだったが、今期からは、ない・・・。
フジの枝変わりである「昂林」。
こちらも大好きだったから本当に残念だ。
古い話をすれば、プルーンや西洋梨「グランドチャンピオン」も、安芸さんの作るものは、抜群だった。
その、いずれも、今は安芸さんの畑にはない。
少し悲しい。