キオサウェイというマンゴー。
マンゴーが好きである。
5~6月は宮崎のアーウィンが最盛期を迎える。
この時期に最盛期を迎えるのは非常に戦略的。
ひとつには、5~6月の間、国産のくだものに、これといって主役がない。
もうひとつは、ライバル産地である沖縄の最盛期は7月中旬以降のためだ。
暖房をしっかり炊き、加温したハウスで、きちんと管理して完熟させたマンゴーは見た目も良く、美味しい。
ただ、世界にはいろいろなマンゴーが存在する。
世界一の品質と称されるインドのアルフォンソは、緑色から黄色。
私が思うに、他にはアジアも有力で、タイや台湾の品種がとても優れている。
タイには、ナムドクマイ、マハチャノという二大看板の他、チョークアナンという品種も濃厚でおいしい。
この三種はすべて果皮の色が黄色だが、最近のタイでは、キオサウェイという緑色の品種が一番人気だとか。
気になっていたら、なんのことはない、近所のスーパーでタイフェアが行われていて、ナムドクマイなどと一緒に、キオサウェイが山と積まれて販売されていた。
前述したとおり、5~6月はパッとした国産のフルーツがない。
そのため、輸入フルーツフェアなどを、競争力のあるスーパーでは打ち出すのだ。
ただ、案の定というか、一番売れ残っていた。
はるばるタイまで行かねば食べられないだろう、と思っていたのが、わずか300円台だったので迷わず私は購入。
さてさて果たしてそのお味は???