ヨーロッパのEC大国は、英国。
ついでドイツ。
その次がフランス。
いたって普通の順番なのだろう。
だが、英国は食の国ではない。
歴史的に、食べ物については質素で、「これが美味しい」とか「まずい」とか議論することは、行儀が悪い、と判断される、とも聞く。
日本同様、島国根性もあるから、よその国のものを受け入れないかもしれない。
ただ、英国の輸出仕様を勉強しておけば、領土であった、香港も視野に入れられる。
英語の資料やサイトが立ち上げられれば、シンガポールにも広げられる。
EC取引第一位の、米国は、日本に対しては、ゲームソフトや車の部品の取引が多いらしい。
食品は難しいだろう。
第一ステージとして、英国を対象に英語サイトをトマトジュースについて作成する。
副産物として、香港、シンガポールも考える。
第二ステージは、フルフィルメントbyアマゾンの活用である。
海外輸出は、日本同様、配送料がネックだ。
当初は、件数も少ないだろうから、お客様に、個別の配送料のご負担をお願いするだろう。
だが、英国にあるアマゾンの倉庫にさえ、入れられれば、そこからの配送料が格安になる。
アマゾンにお任せになるのだ。
第三のステージはフランスか。
食の大国であるし、親日派も多い。
今は、日本独自の文化である「うまみ」=昆布やかつお、しいたけの味がフランスでも、はやっているそうな。
ここにフルーツトマトのジュースが入り込めたら面白い。
「大森さん。ひとつだけ。自分が先頭を走っているとき、少し後ろを振り返ってみて。みんなが後をついて来てくれるか、確認してみて。大森さんが気をつけることは、それだけ。大丈夫。あなたなら成功するよ。」
前相談役で、りょくけん東京創業時のパトロンだった故 阿出川さんの言葉を思い返す。
一番、手間隙をかけそうな通販スタッフさんに確認。
「挑戦することはよいことです。」とのこと。
補助金申請は、どうにかこうにか、18日の17時に提出成功。
受領のメールもいただいた。
さ、どう出るか。
採択の発表は、7月予定だ。