東京商工会議所板橋支部に久しぶりにやってきた。
一昨年は、若手経営塾を半年間、受講したから、毎週のように来ていたものだが。
用が無いと疎遠になってしまうものだ。
三田線 板橋区役所前の改札を出て、信号を渡るとすぐの建物の中にある。
今回の”用”は、三度目の補助金申請のためで、われわれのような小さい会社が、比較的利用しやすい種類のもので、「小規模事業者持続化補助金」というものである。
こちらの補助金、申請先が日本商工会議所で、申請するためには、各地の支部に赴き、「中小企業診断士」の方に、指導を仰がなくてはならない。
私も二年前、初めて申請した際には、それはもう、たくさん指導を受けた。
さすがに3回目ということで、書式的な指導だけをいただいて、30分ほどで中小企業診断士の方の指導は終わってしまった。
「すみませんねえ、中身の指導ができなくて、、、何しろ予定が詰まってまして。」
3月9日に始まった今回の補助金の募集。
実は締め切りは5月18日。
今日5月14日は、締め切りまでぎりぎりで、多くの駆け込みがあったのか、指導を欲する企業が多かったのだ。
早めに指導を受ければ良いのだが、決算時期のため、11日まで、本当に、作業にかかりっきりだったのだ。
指導を受けた後、8Fの支部の部屋を離れようと思ったが、机に座っている面々を見て、あまりにも知っている顔がいなかったことに困惑した。
通っていた頃の指導員の方は異動や転職で、誰もいない。
「これはまずい」と思い、名刺交換を申し出た。
丁寧に対応していただき、名刺も頂戴した。
そうか、もう誰もいないのか・・・。
部屋に入ればすぐ「大森さん!」と声をかけてくださった方々がいないのは、なかなか寂しい。