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野菜情報

お茶のカテゴライズ。

お茶には、さまざまな種類やカテゴリーがある。

大きく分けるとすれば、発酵させているか、させていないか、が大きな分水嶺となる。

お茶はツバキかに属する”チャノキ”として独立して分類される。
葉を茎から刈りとると、自らの中の酵素によって、たちまち発酵が始まる。

摘み取り後、即、加熱して発酵を止めるのが緑茶。
そのまま発酵させていくのが紅茶。
その間、半発酵といわれるお茶の代表格が、ウーロン茶である。

茶の成分であるテアニンなどアミノ酸が、発酵することによって、さらに別の旨み成分に変わっていくのだ。

品種も無論、存在する。

大別されるのがチャノキとアッサムチャの二種類。
前者のグループが、比較的発酵が緩やかで、後者のグループは、発酵スピードが速く、紅茶加工に向く。

日本で作られているのはチャノキのグループがほとんどだ。
これは気候によるところが大きい。

亜熱帯亜から熱帯の地域が原産といわれ、特にアッサムチャは暑いところに適しており、
日本では栽培が難しい。

チャノキの品種には、”やぶきた”や”さやまみどり”、また、名前のない在来種も数多く作られている。
それぞれ特徴はあるのだが、多くは、収穫時期や適した畑が異なるということ。

その中、日本でも紅茶向きの品種として「べにふうき」が生まれた。
「ふじかおり」という品種も、香りが特異だそうな。

発酵や品種に加え、栽培方法によっても品質が変わる。

”抹茶”という言葉を聴いたことがあるだろうか。