朝7時。
携帯の目覚ましが鳴った。
息子がガッと起きた。
目覚めも、起動も早い子だが、最近では少し珍しかった。
我が家は、妻がシフト制。
早番のときは、朝5時におきて出勤。
逆に遅番のときは、午後からの出勤になるから、朝が少し遅くなる。
私は、一日おきに、店舗⇔事務所を往復していて、店舗のときはシフト制になり、早番、遅番がある。
遅番のときは、少々遅めに起床する。
子どもたちが寝ている深夜は、仕事もはかどるので、かなり遅くまで仕事をする。
下二人は、保育園に通っているので、あまり「遅刻」という概念があまり無い。
幼児(4歳児、5歳児クラス)になると、朝の会があり、9時に間に合う必要があるが、妻が送っていくときは、推測だが、ほとんど間に合っていない。
両親も弟たちもそんなだから、小学校に通う長男も、だいぶ遅刻が多いようである。
週に一回は遅刻している気がする。
だから、7時にガッと起きたことに、「何かあったな」と感じた。
「昨日遅刻したの?」と聞くと
「うん」と少し寂しそうに長男が答えた。
「先生に怒られたんだ?」
「うん」と再度、寂しそうに長男が答えた。
親の責任がある、と思った。
夜遅くではなく、朝型に変えて、息子たちにも生活規則をつけねばと思った。
これから、妻が産休や育児休に入れば、なおさら、そうなるかもしれない。
パラダイムとは、色眼鏡のこと。
経験や知識によって、いろいろな判断を下してしまうフィルターだ。
偏見とか先入観といっても良いかもしれない。
”シフト”とは変えること。
夜型から朝型へ。
そんなパラダイムシフトに挑戦しようと思う。