四の市
メインバンクである菅も信用金庫の営業の方が会社にいらっしゃった。
「実は今回は、社長にご案内がありまして。」
「お金は無いですよ。」
「いや、実は、社長のところは、良い商品をお持ちなので、巣鴨(信金)の主催する”四の市”に参加してみないかな、と思いまして。」
学生時代、巣鴨駅で降りて徒歩で大学まで通った。
だから地蔵どおりで、四のつく日に縁日や屋台が出るのは知っていた。
巣鴨信用金庫の本店では、その休憩所を供する形で、社屋のホールを開放しているらしい。
あまりにも好評で、3000人以上のお客様が休憩にいらっしゃるそうで、それならば、巣鴨信用金庫のお取引先に、この場を提供して、商品を売るも良し、アピールの場とするも良し、とブースを提供するようになったのだとか。
4月24日火曜日の会にぜひ参加してみては?とのお誘いだった。
4月には、新卒の正社員さんも入ることだし、最近、外向けの活動もしていないから、前向きに捉え、やってみよう、やらせてください、ということになった。
「あ、じゃあ、社長の意向を本部に伝えます。実は私が推薦して、その後、審査があるんです。というのも、22社の枠の中に70社ほどの募集があるんですよ。」
ともったいぶられたが、その数時間後には電話で、「社長、通りました、四の市、よろしくお願いします。」と話してくださった。
さてさて。
おばあちゃんの原宿といわれる巣鴨。
何を売ろう…?
昨年の巣鴨信金 四の市のパンフレット(表) :出典 巣鴨信用金庫 |