店舗内の組織変更を昨年の10月に実施。
厨房が新体制になって、初めての改革が、お弁当だった。
ロングセラーである旬菜弁当のリニューアルがあった。
何を持って旬菜か。
2014年以前は、新商品を作る能力、なんというか、とてもクリエイティブな人が、厨房の長だった。
毎月、内容を変えられるくらい、その才能が豊かだったように思う。
今回は、より原点に戻って、よりシンプルにしようという考えの下、おかずは、蒸し野菜をメインに決めた。
季節ごとに、野菜の内容は変わっていく。
ソースを添付して、みそをりんごジュースで割ったものなどを、できれば月替わりで添付することにした。
これが、旬菜こと旬の野菜の弁当ではないかと。
できるだけシンプルに、その季節の野菜を味わっていただこうではないかと。
ごはんも月替わりに決めた。
10月は、きのこご飯。
11月は、さつまいもご飯。
12月は、ごぼうの混ぜご飯。
今月は、黒豆ご飯である。
2018年1月の旬菜弁当(黒豆ごはん) |
4ヶ月が経ち、控えめに見ても、お客様には受け入れられたと感じている。
シンプルなことは、とても難しい。
調味料でごまかしがきかないからだ。
この、すっぴんのお弁当が好評を得ていることに、正直、満足だったりする。