週末に届いたのは、干しりんごだった。
ドライフルーツには着目している。
賞味期限が長く、気軽に食べることができ、満腹感もある。
問題は原価だ。
自分たちの農家さんがつくったものを調達し、加工業者に依頼して、加工していただくとなると、コスト高になる。
原料にこだわれば、原価も上がる。
しかも、干すから、軽くなる。
原料ベースでkg単価が1000円だとしても、干した後は、おおよそ10倍になってしまう。
しかも配送料をかけて、加工費も払って、袋など包材も調達して、ラベルシールもデザインして、印刷して、となると、雪だるま式に原価が増えていく。
だから理想は、農家さん自身が加工してくださること。
加工場が近くであれば、余計な輸送費はかからない。
卸値から逆算して、原料原価を算出してくださるので、比較的現実的なプライスラインに落ち着く。
ドライフルーツの可能性を認めつつ、いざ試算してみると、立ち止まり、少し及び腰になっていた。