りょくけん東京

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コラム

8月31日は、野菜の日、かあ。

今月末は、8月31日。
語呂合わせで、ヤ、サ、イと読むことができ、「野菜の日」と言われる。

少し前まで、どこの大手も打ち出しに使っていなかった気がするが、今年は違うようである。

同じ松屋銀座店内にある、No.1サラダ惣菜店「RF1(アールエフワン)」さんは一週間ほど前から大いにアピールしているし、メニューにも力が入っている。

・焼きロメインレタス ロメインレタスを半分にカットしてスライスしたチーズをのせている。
・丸ごとカラフルピーマンのサラダ 少し小さめのカラーピーマンを丸ごとマリネに。カラフルだし、盛り付けがまたきれいだ。
・丸ごと人参ロースト 葉つきの人参を丸ごとロースト。こちらも丸皿にきれいに円心状に盛り付けられている。

ふとJRのコンビニであるNew Daysの看板を見たら、「8・31は野菜の日」と野菜を打ち出したメニューを大きく掲載していた。

キューピーさんや、カゴメさん、全農も、少しずつアピールを強くしている。

野菜を主戦とするりょくけんは?

実は少し迷っている。

野菜の日だから売れる=商売が成り立つ、というレベルには残念ながら、現在のところ至っていないからだ。

「肉の日は売れるのに」

毎月29日を肉の日として打ち出す小売店は多い。
安価な価格を打ち出すから、お客様にも伝わりやすい。

毎月であれば覚えやすいが、一年に一回では定着しづらいのだろう。

また、8月は隣の三越銀座店をはじめとする伊勢丹三越グループが3回も店休日を設けており、必然的に集客が伸びる。

9月初旬には、松屋銀座の年2回しかないビッグイベント=松美会(しょうびかい)が控えている。

この4日間は、いわば「約束された集客」であり、企業としては優先順位が高くなる。

さて、どうするかな。