パクチー(香菜シャンツァイ、コリアンダー)を依頼していた奈良の農家さんから、ご提案を受けた葉野菜。
最近、銀座店でとみに人気だ。
アマランサスと言えば、その実が有名だ。
キヌアと並び称され、WHOが「21世紀の食物」と呼んでいるそうな。
ちなみに、キヌアは、米国NASAが奨励する食物。
いずれも栄養価が高く、様々な効果も期待されている。
南米を原生地とされる擬穀物だが、意外にも東北地方でも作られているそうで、日本名を、粟になぞり、赤粟(あかあわ)という。
品種は微妙に違うようだが、その葉を食べるのが、今回のアマランサス。
ヒユ科の植物で、アカザ科のほうれん草の親戚のような存在。
最近、このヒユ科の植物を紹介することが多い気がする…。
甜菜=サトウダイコンもヒユ科(少し前までアカザ科と記憶していたのですが…)、うずまきビーツもその葉の部分を食べる「ビエトラ」、「スイスチャード=不断草フダンソウ)もヒユ科(これもアカザ科だったような…。)
葉脈が赤く染まる品種と緑の品種もあり、以前、岡山で見た品種は、全体が赤いものだった。
岡山の農家さんが作っていたアマランサスの葉。 |
今回のものは、葉脈が赤くなるタイプ。
クセが少なく、生食でも食べられるし、お浸しにしても食べられる。
そして期待されるように、栄養価も高い。
カルシウムはほうれん草の7倍、鉄分は2倍。
銀座店でも、外観が目立つためもあるからか、毎日よく出ている。
まさに、余らんっす。
(スミマセン)