スーパーのお総菜コーナーで販売されていたポテトサラダで、集団食中毒が発生した、と報道があった。
O-157によるもので、何名かが重体で、小さなお子さんも含まれていると聞く。
何とか、何とか、無事に回復してほしいと思わずには居られない。
ただ、同じ食品にかかわるものとして、他人事ではない。
りょくけん松屋銀座店ではポテトサラダも販売している。
手洗い、売り切り、洗浄など衛生には注意しているが、絶対はない。
少し掘り下げていくと、今回の販売スタイルは、セルフ方式の量り売りだったそうで、お客様からトングなどを介してポテトサラダが汚染された可能性があるそうな。
食品衛生を勉強したものとしては、それは起こるべくして起こったようなところがある。
私共では、トングを触る手は必ず使い捨ての手袋を着用してからよそう。
手についている様々な雑菌がトングを通じて商品に移るからだ。
不特定多数のお客様がトングを手にして、しかもカバーもかけていないセルフ方式の量り売りは、危険極まりないと思う。
真実はどこにあるか分からないが、被害者の一刻も早い回復を願うとともに、自らにも今一度、注意喚起したい。