りょくけん東京

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社長日記

研修にも助成金が出るらしい。

国として、働いている方にやりがいだとか、自己研鑽をしてほしいと考えているようで、会社が実施する研修を促す方向にある。

東京都も、それに追随しており、大きな金額ではないが、都内で行う研修に対して助成金が出るという。

そんな問い合わせをしたのは17日の木曜日。

8月の21日と22日に店長には外部の店長研修を受講していただくことになっている。
9月1日には新入社員!を迎え入れ、新人研修を二日間にわたって行う。

それに対して、少しでも、助成があるなら、いただいておきたいものだ。

計画的に行わないといけないらしく、前月20日までには申請しなくてはいけない。
つまり、8月であれば、7月20日まで。
店長研修は対象にはもう、ならない。

では9月の新人研修は?

土日を挟むと、前倒しになるから、18日金曜日が締め切りとのこと。
明日じゃん…。

「申請用紙7枚と、納税証明書と登記簿とか、明日持ってこれます?」

さも持ってこれないでしょ?こんな急には?という姿勢が読み取れる電話応対…。
天邪鬼で反骨心旺盛なので、

「大丈夫です、明日お持ちします。申請用紙もこのくらいでしたら、用意できます。飯田橋?大丈夫です、参ります。」

「じゃあ、14時ごろ、来てくれます?」

午前中は発注業務がある。

板橋の事務所から、飯田橋まで1時間あれば、行けるだろう、と踏んだ。

「大丈夫です。参ります。」

でも、実は大変。かなりギリギリだった。

17日はお店に勤務していたからレジ締後に発注をできるだけ進めて、翌日に備えた。
そんな甲斐もあって、11時に発注完了。
そこから申請用紙をがーっと進めて、13時前に事務所を出発。
補助金申請や、融資の申請を何度か経験したせいもあり、この手の書類は、ある程度、スムーズにできるようになった。

新板橋駅で降りて、法務局に向かい、会社の登記簿と印鑑証明を取得。
そのまま三田線に乗り、水道橋で降りた。

忘れていたが、水道橋は東京ドームがあり、私のひいきである巨人軍のホームグラウンド。
ナイターもあるらしく、早くもごった返していた。

そんな光景にあまり気にされないように、飯田橋駅方面に向かい、ハローワークの隣にある能力開発センターなる場所についた。

「14時に約束している 株式会社りょくけん東京の大森と申します。」
と言って、応接室のような場所に案内された。

担当者の方がやってきて、申請の書類を一通り確認してくださった。

「ここと、ここと、ここと、ここも違うね。」

「え!?」

「ほら、ここ。ここに書いてあるでしょ?登記簿通りに書いて、って。小豆沢四丁目5番19号。四丁目は漢数字。」

さ~と血の気がひいた。

6か所間違いがあった。

「はんこも持ってきているので、訂正印押せます。」

「はんこ持ってきてるの?」

「うーんでも、これは訂正印多いなあ…。」

「ノートPCも持ってきていますので修正できます。」

「パソコンも持ってきたの!?じゃあ、書き直して、そこ。そこの名刺のアドレスに送ってくれれば見ますから。」

「かしこまりました!」

「何分でできる?」

「30分くらいでできます。」

「そうだね。じゃあ、15時までにはまた来てくれる?」

「はい、かしこまりました。あのお、甘えついでに…。ここで修正してはいけませんか?」

「ダメ。近くのコーヒー屋さんとかでやってきて。」

「そうですよね~公共の場ですもんね!」

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さくっと修正を終わらせ、タリーズコーヒーから、周りの迷惑も顧みず、架電。
「うん、そうね、これでOK。じゃあ、また来てくれます?」

「かしこまりました~」

再度、応接室に通されて、いくつか説明を受けた後、「収受」のハンコを押してくれた。
ちょっとかかったが、申請が受理された。

「初めてだから、研修二日間のうち、一回は訪問させていただきますね。」と担当の方。
「あ、ぜひぜひ!いらしてください。」

ほっと胸をなでおろした。

あとはしっかり研修して、きちんと報告するのみ!

職業能力開発センターも、多くのセミナーを実施しており、一覧をいただき、また読んでしまった。

「うーん、Access研修、良いなあ…。HTML研修も受けたいなあ…。6500円で受けられるのって安いなあ。でも8日間もあるのはちょっと抜けられないなあ…」

ハローワークにも寄って情報収集。

”女性が活躍する職場に助成金!”

ふむふむ。

情報というのは重要だ。
こういったことは知らなければ、一銭の得にもならない。
逆に、知らなければ、何も得られない。

「日本人は、”税金をとられる”っていう。でも税金は取られるんじゃない。払うんだ。そうして公共の利益に還元されるんだ。」
とノルウェー人に言われたことがある。

せっかくお支払いしているのだから、きちんと活用しなくては。