雪の中で貯蔵したり、育てると、甘くなる、という考え方がある。
白菜や、大根、キャベツ、にんじん、じゃがいも、ほうれん草etc. などが最近ではポピュラーになった。
寒さから自分を守るために自分の中身を濃くしたり
でんぷん質を糖分に変えたりすることで甘くなる。
どれも野菜だったが、今期からくだものでも取り組む。
りんごだ。
もともとは、貯蔵するために考えられたようだが、
食味も向上することが分かった。
熟成、醸造された甘みが出る。
昨年から取り組むのは決めていたが、今期はなかなか雪が降らず、ひやひやした。
1月13日にようやく弘前でも雪が積もり、ショベルカーで雪かきして、
コンテナいっぱいにつめたりんごを置いた。
こうすると、雪が降り積もり、自然と雪で作られた貯蔵庫になる。
これが、雪室(ゆきむろ)りんごだ。
深い雪に閉ざされる雪国ならではの知恵。
甘みをさらに増した雪室フジりんご。
ぜひ一度お試しを。
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■雪室ふじ 銀座店では3月15日水曜日から販売開始。