りょくけんの前社長である永田次郎氏とは入社以来、松屋銀座への出店交渉などもあり、一緒に行動することが多かった。
マシンガンのように話す方なので、昔の武勇伝をよく聞かせてもらったものだ。
「アメリカに行ったときに、ロメインレタスを食べた。これがうまい。
むこうではハートと言って、白菜のように大きく育てたものの中心だけを食べる習慣がある。
これが甘くてうまくて。カリフォルニアのサリナスから1000ケース輸入して
日本で販売しようとしたんだけど…」と止まらない。
経営者として一線を退き、今は農業に従事。
つくりたかったものを誰に気兼ねするでもなく、並々ならぬ探究心で育てている。
畑の状況報告メールもほぼ毎日来る。
その一つが、上記のロメインレタス。
寒さにあたって外葉はただれているが、輸送の保護の意味もあってつけたままにしている。
緑の濃い外葉は炒めて、中の「ハート」は、ぜひサラダで。歯ごたえや甘みを楽しめます。
店頭で見つけたら、「買い」です。
うまい!ですよ。