りょくけん東京

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よなよなエールの井出社長の講演会に参加してきました。

 今期に入って、とあることがきっかけで、東京商工会議所に再入会しました。

 一つの理由が、若手経営塾という合計11回の研修に割安で参加できることでした。

 現在、7回までが終わり、前々回は前半の復習と後半の予習でした。
 正直、いきなり社長になった経緯もあり、思いや、接客の基本、店の運営能力、商品知識はあるものの、経営者としては、まったくの素人で…。2年半実務をかなした後に、こういった理論を学べる機会は自分にはタイムリーな研修でした。

  自分がユニクロ時代からSKIPを経て、当時の上長や社長に学んだことや感化されたことは、やっぱりあっていて、当時の思いや今の考えに理論づけができる場だと思って日々、自信を深めていたりします。

  昨晩は、東京商工会議所の板橋支部がセッティングしてくださった講演会でした。

  講演者は、「中小企業」の雄で、イノベーターと称されるヤッホーブルーイングの井出社長でした。

  創業当時は、地ビール(クラフトビール)ブームで売り上げも好調でしたが、ブームが去った後、7~8年苦労され、その間にチームビルディングを学び、戦略を学び、来るべき将来に備えて、チームワークを磨いていったのだそうです。

 ごくごく簡単にまとめると、分かれ道では、いつも究極の選択を選んで、マイノリティというか、10人いたら二人しか選ばないだろうという道を選び、たどり着いたのが、”仮装”日本一の社長、なんだとか。

 政府のIT世界会議にも、歌舞伎の格好をしてビールをもって参加したり、某有名通販サイトの年間表彰式にも、毎年なんらかの仮装をして参加するのだそうです。

  そんな話を面白おかしくお伝えいただいたのですが、要は、資本力のない中小企業が、いかにして、目立つか?そして拡散をしてもらうか=口コミしてもらうか、を実行した結果なのだと思います。

 講演後、代表商品のよなよなエールの価格について質問しました。248円税抜の価格は創業時(1996年)から変わっていないそうで、普通のビールが200円くらいだとすると、ちょっと上質な特徴のあるビールとして、お客様にご購入いただけるお値段を考えたとき、そのお値段になったのだとか。

  私も、肌感覚で、もっとも販売できる(=お客様にご指示いただける)野菜の価格は250円!と思っているので、なんとか営業努力をして、その値段に近づけて、より多くの方に照喜治さんが遺してくれた「りょくけん野菜」を召し上がってほしいな、と思っています。

ヤッホーブルーイング 井出社長と。東京商工会議所 板橋支部の研修室にて